• "反対意見"(/)
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  1. 新潟市議会 2022-06-28
    令和 4年 6月28日総務常任委員会−06月28日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年 6月28日総務常任委員会−06月28日-01号令和 4年 6月28日総務常任委員会               総務常任委員会会議録            令和4年6月28日(6月定例会)                                     議会第1委員会室 令和4年6月28日   午前10時00分開会             午前10時21分閉会 〇総務常任委員会  1 意見・要望・採決  2 委員間討議   ・委員長報告の内容、項目について 〇出席委員  (委員長)  高 橋 哲 也
     (副委員長) 豊 島   真  (委員)   阿 部 松 雄  古 泉 幸 一  佐 藤 耕 一  平 松 洋 一         田 村 要 介  倉 茂 政 樹  加 藤 大 弥  志 賀 泰 雄         高 橋 三 義  深 谷 成 信  以上のてんまつ会議録のとおりであるので署名する。    総務常任委員長   高 橋 哲 也 ○高橋哲也 委員長  ただいまから総務常任委員会を開会します。(午前10:00)  本日の欠席はありません。  本日は日程に従い、付託議案と陳情の意見、要望、採決を行います。  当委員会に付託されました議案及び陳情は、お手元に配付の付託表のとおりです。  初めに、付託議案について意見、要望、採決を行います。  お諮りします。意見、要望については全議案を一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○高橋哲也 委員長  そのように行います。  それでは、当委員会に付託されました議案第43号関係部分、第46号、第48号、第51号、第54号、第55号関係部分及び第56号、以上7件について一括して意見をお願いします。 ◆豊島真 委員  翔政会を代表し、令和4年6月定例会において総務常任委員会に付託された議案第43号令和4年度新潟市一般会計補正予算関係部分ほか全議案について賛成し、若干の意見、要望を申し上げます。  令和3年度繰越金について、例年以上の繰越金を確保したことを評価する。物価高騰コロナ禍への対策など、十分にアンテナを張り、機動的に活用すべく補正予算の編成を準備、検討されたい。また、緊急的な支援だけでなく、中長期的な視野に立った施策立案も必要と考える。  契約締結について、調達の遅れや資材価格のさらなる高騰から先行きの不透明感が増し、不測の事態を招くことが予想される。影響の広がりに十分注視し、発注の時期や手法に十分な検討、工夫が必要と判断する。経済環境を維持すべく全庁を挙げて尽力されたい。  各区役所、繰越明許費の設定について、前年度前倒しにより補正予算化された工事については、発注の平準化という経済対策の意味合いが大きいはずである。その観点も十分に留意することを所管に対し再度周知することを要望する。  支援対策について、コロナ禍の中やりくりをしながらごみ収集に当たる事業者に対し、緊急支援を展開したことを評価する。 ◆倉茂政樹 委員  日本共産党新潟市議会議員団を代表し、本議会に提案された議案のうち、議案第43号令和4年度新潟市一般会計補正予算関係部分には反対し、その他の議案には賛成します。  反対理由を述べます。補正予算に計上された地方公共団体情報システム標準化対応事業は、国が整備するガバメントクラウド移行に向けた現行システム概要調査標準仕様との比較分析移行計画作成までとのことです。デジタル関連法基本理念には、個人情報の活用による経済活動の推進や産業の国際競争力の強化が明記されており、これはビッグデータを使った新たなビジネス展開を目指す財界、大企業の要求を受けたものです。プライバシー権をおろそかにしたデジタル化では、国民のための利便性向上にはなりません。どんな自己情報が集められているかを知り、不当に使われないよう、本人が関与する権利の保障こそ最優先課題なのに、自己情報コントロール権、情報の自己決定権など、個人の権利を保障するルールづくりもないまま進められていることから、反対します。  次に、意見、要望です。財務部長総括説明について、決算見込みでは、補正財源が46億円ですが、6月補正財源とした残りに今年度の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の配分枠の残り8億円を合わせれば、今後の補正財源は47億円とのことでした。国は、今後必要に応じ5.5兆円の予備費も活用し、地方創生臨時交付金のさらなる増額を行うようですが、物価の高騰は市民生活中小事業者の営業にも大きな影響を与えており、今後の情勢も不透明であることから、市民や中小事業者の暮らしと営業を支えるため、補正財源を活用し、機敏に対応することを求めます。 ◆加藤大弥 委員  民主にいがたを代表して、本委員会に付託された全ての議案に賛成の立場で、1点だけ意見、要望を申し上げます。  財務部長総括説明に関連して、新型コロナウイルス感染症による様々な影響が続く中、原油や小麦などの物価高騰により、市民の生活にも深刻な影響が出現しているのが現状であり、執行部の認識も同様だと思います。今回の補正予算で、子育て世帯への経済的支援中小企業への新たな制度融資枠を設けるなどの支援策を展開することは評価しますが、困窮している分野は多岐にわたっているのも実態だと思います。今後の対応として、財務部長からアンテナを高くして対応していくとの答弁がありましたが、これをまさに有言実行されるよう強く要望します。 ◆志賀泰雄 委員  新潟市公明党を代表し、総務常任委員会に付託された議案第43号関係部分以下、議案全てについて賛成の立場で、若干の意見、要望を申し上げます。  財務部長より、令和3年度一般会計決算見込みについて、国、県への返還また6月補正財源6億円を除き、交付金の残も含め実質47億円が使えるとの発言がありました。また、国では地方創生臨時交付金追加配分も検討しているとのことでもありました。まさにウクライナへの侵攻や急激な円安による物価高に対応する施策を政府が必要としていることの裏返しと考えます。仕入れ値の高騰により苦しむ事業者をはじめ、市民生活を守る取組を機動的に行うよう求めます。  政策企画部政策調整課、持続可能な食と農の創出に向けた取組促進事業について、モデル事業に採択された予算を活用し、情報発信やイベントの開催を例として挙げています。掲げたKPIは、分野横断的に取り組む必要があることから、どの程度寄与するものか、目標を明確にして進めていただきたいと思います。 ◆高橋三義 委員  新市民クラブを代表して、総務常任委員会に付託された全議案に賛成の立場で、意見、要望を申し上げます。  財務部長による総括説明について、令和3年度一般会計決算見込みにおいて、歳入が約131億円の減、歳出で約200億円の不用額の発生、繰越金約69億円との報告がありました。不用額の約200億円は、予算の5%に当たります。コロナ禍とはいえ、残高が多過ぎます。また、内容を見ると、歳入で事業が遅れている道路橋りょう費市債発行額がマイナス約13億円です。なぜ市債発行が減ったのか、また別な道路事業に対応できなかったのか。歳出において、コロナワクチン接種で約20億円が発生し、繰越金約69億円の中から国に返還しなければなりません。なぜ約20億円も発生したのか、もっと市民に対応できなかったのか、検証すべきと考えます。一方、繰越金約46億円は、財政調整基金補正財源に活用する考えです。その配分は12月定例会で報告とのこと、本市は慣例で繰越金補正財源に使い、残りは財政調整基金に積み立てるやり方をしていますが、繰越金集中改革プランや節減によって発生したものであり、予備費ではありません。一旦全額財政調整基金に積み立て、2月定例会で基金を取り崩して、新潟交通に2億5,000万円の補助金を提案したように、明確な活用方法に改めることを望みます。 ◆深谷成信 委員  会派に属さない深谷です。付託議案の全てに賛成します。 ○高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  それでは、これより採決を行いますが、採決方法についてお諮りします。  反対意見のありました議案第43号関係部分については別途採決とし、ほかの議案については一括して採決したいと思いますが、いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○高橋哲也 委員長  そのように行います。  初めに、議案第43号関係部分について、本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、ただいま採決した議案を除く議案第46号、第48号、第51号、第54号、第55号関係部分及び第56号、以上6件について、それぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手全員です。したがって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で付託議案の採決を終わります。  次に、陳情について採決を行います。  ここで採決の流れについて説明します。陳情については、初めに継続審査の意見があれば継続審査についてお諮りします。その際挙手のない方は継続審査に反対とみなします。継続審査とならない場合は、採択か不採択か結論を出していただきます。なお、採択についてお諮りしますので、挙手のない方は不採択とみなします。  最初に、陳情第129号について採決を行います。  初めに、継続審査の意見はありませんか。 ◆豊島真 委員  継続を主張します。今定例会中に結論を導き出せなかったためです。 ○高橋哲也 委員長  ただいま、継続審査との意見がありましたが、継続審査に賛成、あるいは反対の意見はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  本陳情は、昨年9月に出されており、もう9か月です。定例会では3回目です。継続ではなく採択を求めます。 ◆加藤大弥 委員  今ほど倉茂委員からも話がありましたが、陳情第129号は遺骨を含む土砂を埋立てには使わないでほしいという本当にせっぱ詰まった内容であり、時間がたてばたつほど、その可能性も含めて厳しい状況になることは明らかであり、陳情の趣旨から採択すべきものと考えますので、採決を主張します。 ○高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  それでは、継続審査についてお諮りします。  なお、挙手のない方については反対とみなします。  陳情第129号について継続審査とすることに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手多数です。したがって、本件は継続審査すべきものと決定しました。  次に、陳情第168号について採決を行います。  初めに、継続審査の意見はありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  継続審査との声がありませんので、採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆豊島真 委員  不採択を主張します。 ◆倉茂政樹 委員  事実関係等で、陳情者の方の認識の違いがあると思われることから、不採択を主張します。 ○高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  なければ、これより採択についてお諮りします。  陳情第168号について採択に賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手はありません。したがって、本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に、陳情第169号について採決を行います。  初めに、継続審査の意見はありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  継続審査との声がありませんので、採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆豊島真 委員  不採択を主張します。字数制限については、撤廃されてから約20年が経過し、既に一般化していると判断するためです。 ◆倉茂政樹 委員  請求人に対してより丁寧になると思われることから、採択を主張します。 ○高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  なければ、これより採択についてお諮りします。  陳情第169号について、採択に賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手少数です。したがって、本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に、陳情第172号について採決を行います。  初めに、継続審査の意見はありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  継続審査との声がありませんので、採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆豊島真 委員  不採択を主張します。 ◆倉茂政樹 委員  5月に沖縄県の玉城デニー知事が復帰50年の節目に当たり、新たな建議書を発表しました。50年前、当時の琉球政府によって建議書が作成され、平和憲法の下で基本人権を保障すること、基地のない平和な沖縄への復帰、この2点が強く訴えられました。しかし、50年の月日を経ても、基地は存在し続け、憲法が保障する民主主義地方自治の関係では、正当な手続により示された民意や地方自治体の判断は尊重されず、ないがしろにされています。普天間基地は本土に引取りの部分は、この現状を日本国民に改めて考えてもらうこととして盛り込まれたものとして受け止めており、陳情の採択を主張します。 ◆加藤大弥 委員  採択を主張します。陳情の要旨の中でも述べられていますが、米軍基地問題は、公平、公正に日本全体の問題として国民全体で議論し、解決していくべきですとの主張は極めて真っ当であり、この国全体を考えたときにも必要な取組だと思います。そのためにも意見書を上げることで、国民的議論を大きくし全体化していくことは極めて意味のあることだと考えますので、採択を主張します。
    高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  なければ、これより採択についてお諮りします。  陳情第172号について、採択に賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手少数です。したがって、本件は不採択とすべきものと決定しました。  次に、陳情第173号について採決を行います。  初めに、継続審査の意見はありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  継続審査との声がありませんので、採択か不採択かについてお諮りします。  意見はありませんか。 ◆豊島真 委員  不採択を主張します。より丁寧な対応を継続することは必要と考えますが、現時点において取り得る対応策を取っていると判断するためです。 ◆倉茂政樹 委員  市民が情報公開請求をし、情報開示時に利便性が高まると考えることから、採択を主張します。 ○高橋哲也 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  なければ、これより採択についてお諮りします。  陳情第173号について、採択に賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○高橋哲也 委員長  挙手少数です。したがって、本件は不採択とすべきものと決定しました。  以上で陳情の採決を終わります。  ただいま継続審査と決定したものについては、会議規則第103条の規定により議長に申し入れたいと思います。  また、本日結論の出た案件については、会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し、議長に提出したいと思います。  次に、委員長報告の内容、項目について御協議いただくため、委員間討議を行いたいと思います。委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○高橋哲也 委員長  それでは、意見がないようですので、以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。  以上で本日の日程を終了し、委員会を閉会します。(午前10:21)...